歴史ある風景を楽しみたい。一年に一度しか見られない沖縄を見てみたい。
こんな疑問にお答えするのだ!今回のご紹介は玉城城跡(たまぐすくじょうあと)
【沖縄在住歴30年ウチナーンチュ】の私が魅力的な沖縄スポットをご紹介します。
この記事では「玉城城跡の見どころ・行く前にしっておきたいこと・付近のスポットを解説」
YouTube動画では普段見られない、霧のかかった玉城城跡が楽しめます。
この記事を読むと、玉城城跡の歴史や写真スポット、楽しみ方が分かり、漏れなく満喫できます。
【沖縄観光スポット】南城市にある聖地の城跡 | 標高180mからの景色はまさに絶景だった
ギャラリー(写真集)
施設情報
- 営業時間 なし
- 駐車場 あり
- トイレ なし(近くは車で1分なんじー公園)
- 休憩所 なし
- 自動販売機 なし
玉城城跡はアマミキヨ由来の聖地
沖縄本島の南部、南城市にある城跡。別名「アマヅツ城」とも呼ばれ、琉球(りゅうきゅう)の創世神「アマミキヨ」に由来する聖地とされています。
琉球とは現在の沖縄県のこと。1429〜1879年までの間あった国です。1879年に日本政府が沖縄県設置を宣言して滅亡しました。
自然岩をくり抜いた城門(太陽の門)、標高180mの高さからの絶景、アマミキヨ由来の風景が見られます。
所要時間はサクッと15分。短時間で楽しめるので目的地へ行くついでに寄りたい場所です。
■こんな人にオススメの場所
歴史ある風景を楽しみたい。
標高180mからの絶景を楽しみたい。
南城市の聖地をお散歩したい。
■服装
夏場は薄い長袖、長ズボン、靴
冬場は長袖、長ズボン、靴
道中では舗装のされていない林道を通ります。虫さされ防止のための長袖、足元が悪い場所があるので、歩きやすい靴がオススメです。
玉城城跡の見どころは3つ
- 自然岩をくり抜いた城門(太陽の門)
- 城門付近からの絶景
- 城内の拝所
自然岩をくり抜いた城門(太陽の門)
木造の登り階段を登っていくと、城門が見えてきます。こちらが「太陽の門」と呼ばれる場所。
太陽の門と呼ばれる理由は、夏至の日の出のさいに、門の中に降りそそぐ朝日を見られることからです。
夏至(げし)って何?
1年の中で太陽の出ている時間が最も長い日のこと。
2023年の夏至は6月21日(水)です。1年に1度しか無い機会。タイミングが合う人は、ぜひとも足を運んでみてください♪
城門付近からの絶景
城門付近から外を眺めると、手前には琉球ゴルフ倶楽部の青々とした芝生。その向こうには太平洋、神の島と呼ばれる「久高島」が見えます。
城跡内の拝所(はいじょ・うがんじゅ・うがん)拝所とは琉球諸島および奄美群島において、神を祀って拝む場所のこと。
城跡内には拝所「天つぎあまつぎの御嶽」があります。入口付近にある案内岩によると、祀られている神様は「アガル御イベ、ツレル御イベ」
神聖な場所なので、ゴミを捨てたり、騒いだりしないようにしましょう。
オススメの写真スポットはこちら
城門付近からの絶景城門のすぐ外側から写した写真。空と大地がちょうど半分になるように撮影(2分割構図)しました。手前の植物(ソテツ)を入れることで距離感が伝わるようにしました。
城内から太陽の門を背景に撮る写真城門の内側からiPhoneで広角撮影した写真。この日は曇りでした。城門の入口がハート型にも見えますね。被写体を真ん中に置くことで、一目で主役だと分かるようにしました。
玉城城跡に行く前に知っておきたい5つのこと
- 木造の階段が腐敗していることがあるので足元に注意(2023.5時点では修復されていました)
- 子供連れのかたは、お子さんが手すりから身を乗り出さないように注意しましょう。
- 県指定文化財なので勝手に現状を変更したり、保存の邪魔になるものを置いてはいけません。
- 足元が悪い場所があるので歩きやす靴がオススメ。
- 林道を通ります。虫対策として長袖長ズボンを履きましょう。
玉城城跡への行き方
整備のされていない駐車場に車を止めて道路側とは反対の森方面へ向かいます。入口付近に説明の石看板があるので気になる人は読んでおきましょう。
「仮通路」と書かれた木の案内板が立てられています(2023.5月時点)案内の通り矢印の方角へ向かいましょう。
林道を歩いていくと、左手に木造の登り階段が見えてきます。登り切ると到着です。
こちらが登り階段の写真です。分かりやすいように少し遠目から撮影しました。
動画で楽しみたい方はこちら
利用者の声
付近のスポット
- もずく天ぷらで有名な「奥武島」
- 人気川遊びスポット「柿花樋川」
- 穴場ビーチ「中山ビーチ」
那覇空港からのアクセス
那覇空港からは車で約35分。
地図の左上、青文字「 地図拡大を表示 」をクリックするとGoogle mapで開けます!
まとめ
南城市にある聖地「玉城城跡」をご紹介しました。
見どころは3つ
- 自然岩をくり抜いた城門(太陽の門)夏至の日。
- 城門付近からの絶景。
- 城跡内にある拝所。
注意することは4つ
- 木造の登り階段が腐敗していることがあるので足元に注意。
- 手すりから身を乗り出さない、もたれない。
- 県指定文化財のため勝手に現状を変更しない。
- 虫対策として長袖長ズボンを履く。
でしたね♪所要時間は15分程度。短い時間で琉球の歴史ある景色や絶景が楽しめる場所でした。
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