沖縄の海で遊ぶときの注意点を知っていますか?陸地や遊泳時の危険を避ける方法を詳しく解説

沖縄に行く前に確認すべきこと

沖縄の海で遊ぶときに注意することあるの?対処方法があれば教えて!!

ライチ
ライチ

沖縄旅行を安全に楽しむためにも、海にある危険性について知ってほしいのだ。

この記事では、沖縄の海で起こりうるさまざまな危険と対処法をご紹介します。

最後まで読むと、海を安全に楽しむための方法が分かるようになります。

沖縄の海を安全に楽しむための方法 | 危険生物・離岸流・風の影響を知ろう

沖縄の海を安全に楽しむためには、どのような危険があるのか知ることが大切です。注意点を次の2つに分けて説明していきます。

  • 陸地や砂浜での注意点
  • 海水浴での注意点

陸地や砂浜での遊ぶときの注意点5つ

陸地での危険には次のようなものがあります。

  • 熱中症
  • 脱水症状
  • 紫外線
  • 岩や転倒による怪我
  • 危険生物

熱中症による危険は命に関わることも

熱中症とは体温の調節機能がうまくいかず、身体の中に熱がこもってしまい、めまいやだるさなどの症状が起こることです。

沖縄の海で遊ぶ時は熱中症対策を忘れずにしましょう。熱中症が重症化すると命の危険に関わることもあるからです。

小さな子供は特に注意が必要です。大人よりも身長が低いため、地面からの照り返しでより暑さを感じてしまいます。沖縄県によると、2024年5月~9月の沖縄県内で熱中症による救急搬送された人数は1,468人うち6人が死亡しています。≫ 沖縄県内における熱中症による救急搬送人員(PDF)

■熱中症の原因は次のとおり

  • 高温多湿の場所に長い時間いる
  • 激しい運動
  • 寝不足や二日酔いなど体調不良
  • 水分不足

熱中症対策としては、こまめな水分補給や適度な休憩を取りながら遊ぶこと、日焼け止めを塗ること、帽子を被り直射日光から頭を守るのも有効です。

紫外線はしわ・シミ・白内障の原因になる

海で遊ぶときはラッシュガードをつけて紫外線から肌を守りましょう。紫外線を浴びすぎると日焼け、しわ、シミ、腫瘍や白内障の原因になります。

気象庁によると沖縄の紫外線は北海道の約2倍。紫外線が強くなる時期は6~8月です。一日のうちでは太陽が真上にくる正午の時間帯が最も紫外線が強くなります。

■紫外線対策は次のとおり

  • 肌を露出しない
  • 日焼け止めを塗る
  • サングラスをかける サングラスの選び方は≫こちら
  • 紫外線の強い時間帯を避ける

紫外線についてもっと詳しく知りたい方はこちら≫ 紫外線環境保健マニュアル

危険生物によるケガは命にかかわることも

沖縄の危険生物と聞いてあなたは何を想像しましたか?陸地で出会う可能性のある危険生物は次のとおりです。

  • 毒ヘビ(ハブ・タイワンハブ・ヒメハブ・サキシマハブ)
  • マダニ
  • ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)
  • アフリカマイマイ

見つけても近づいたりちょっかいを出すのは絶対にやめましょう。取り返しのつかないことになるかもしれません。それでは、実際にどれくらいの被害が出ているのか見ていきましょう。

2019年の県内のハブ被害は55件。目撃件数は2万件あります。沖縄タイムスによると、2025年8月19日、マダニに噛まれたことによる感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が過去最多の135人と報道されました。2000~2009年の全国のスズメバチによる被害(死亡件数)は約200人。アフリカマイマイからの感染症による被害は、全国で約70例。うち7割超の50例以上が県内で発生。死亡事例は1件。

人間から近づいてしまい被害にあうケースが多く報告されています。おおげさに警戒する必要はありませんが、身近に危険生物がいるということ頭の片隅にでも置いておいてください。

危険生物について詳しくは≫こちら
youtubeで確認する方は≫こちら

海水浴で注意点すべき6つのこと

海水浴での注意点は次のとおりです。海で遊ぶことに慣れていない人は考えたことすらない注意点がことがあるかもしれません。危険を回避するためには危ないことがなにかを事前に知っていることです。

  • 脱水症状
  • 足がつって溺れてしまう
  • 遠くへ流されてしまう
  • 潮位(ちょうい)が変わって道が帰り道がなくなる
  • 危険生物による被害
  • ひとりで泳がない、泳ぐときは近くにいる家族や友人に声かけを‼

脱水症状はなぜ起こる?海での脱水症状が気ずきづらい原因とは

海水浴をしていると、身体が水に触れているため大量の汗をかいている感覚が少なく、脱水症状に気ずきづらくなるため注意が必要です。本来であれば身体の水分不足を知らせてくれる「喉の渇き」も水に触れていると感じにくくなります。海水中では太陽の光が水面に反射するため、陸地よりも汗をかきます。

脱水症状が進むと、頭痛やたちくらみ、めまい、唇や肌の乾燥、筋肉の痙攣などの症状がおこります。こまめな水分補給を意識して脱水症状を防ぎましょう。

水分補給をするときのコツは塩分やミネラルも一緒に取ることです。水だけを取ると血液中の塩分やミネラル濃度が下がるため、逆に熱中症の原因となってしまいます。

足がつって溺れてしまうのは準備不足&水分不足

海に到着してすぐに泳ぎ始めるのはやめましょう。体操やストレッチなどの準備をせずに泳ぎはじめると足がつってしまう危険が高まるからです。

私も遊泳中に足がつった経験があります。無理やり足を動かしてみましたが痛みで泳ぐどころではありません。手だけで必死にもがいても潮の流れでまったく前に進みません。

水面になんとか顔だけを出して呼吸整えました。必死に足首を曲げて筋肉の痙攣がおさまるのを待ちなんとか岸まで生還しました。私が水面に浮かべなければパニックなっていたことでしょう。

足がつる原因は疲労や体温の低下、水分・塩分不足などがあります。泳ぐ前にはストレッチを行い、水分・塩分補給をしっかりと行いましょう。

潮の流れや風の影響で沖まで流されてしまう

海水浴では波や風の影響で沖まで流されてしまう危険性があります。注意すべき点は次の2つです。

  • 海岸から沖に向かう強い流れ離岸流(りがんりゅう・リップカレント)
  • 陸から海へ向かって吹く風(オフショア)

■ 離岸流(りがんりゅう・リップカレント)で流される

離岸流とは海岸から沖に向かう強い流れのこと。1秒間に2m以上流されることもあり、オリンピックメダリストの水泳選手でも流れに逆らって泳ぐのは難しいと言われています。次のような条件に当てはまる場所では離岸流が発生している可能性があるため注意が必要です。

  • 海岸が外洋に面しているところ
  • 遠浅で海岸線が長いところ
  • 近くにテトラポットや入り江などの人工構造物があるところ

離岸流に乗ってしまった場合の脱出方法は、岸と並行に泳ぐことです。

沖縄新聞の琉球新報によると、沖縄県内の離岸流が原因とみられる事故は2016~2020年度で46人確認されています。自分なら大丈夫だど簡単に考えてはいけません。遊泳場所に危険がないかを判断する知識といざというときの対処法をしっかりと身につけておきましょう。

離岸流の怖について分かりやすいYutube動画がありましたのでご紹介させていただきます。離岸流の詳細はこちら

■ 風の影響オフショアで流される

海岸では、陸から海へ向かって吹く風(オフショア)というものがあります。水に浮いている浮き輪やビニールボートなどは、私たちが想像するよりも風の影響を受けやすいので注意が必要です。

こんな経験はありませんか?

  • 浮き輪にのって少しの時間空を眺めていたら陸から結構離れていた。
  • 海に落としたビーチボールを慌てて追いかけたが全然捕まえられない。

特に大型のフロート(動物型の浮き輪)は注意が必要です。面積が大きくなるほど風の影響をうけてしまうため、一度流されてしまうと波に逆らって自力で戻るのは難しくなってしまいます。海のそなえプロジェクトによると、沖まで流されて救助された人の55%が浮き輪などの浮力があるものを着けていたという情報があります。

国民生活センターさんが風の影響でどのように流されるか実験動画をyoutbueでUPしていますのでご紹介します。風の影響がどれほどのものかご自分の目で確かめてくみてください。

潮位(ちょうい)が変わって道が帰り道がなくなる

海に行くときは前もって、天気、潮の満ち引きや地形を調べましょう。満潮になると水位が上がり歩いて帰れなくなる場所があったり、地形によっては流れが速くなる場所があったりします。

自分が遊んでいる場所は安全なのか?これ以上、水位は上がらないのか?など周りをよく観察しておきましょう。潮位(ちょうい)の確認はこちら

危険生物による被害‼海の生き物は体の自由を奪う神経毒を持っている

沖縄の海には見た目が綺麗な生き物がたくさんいますが、安全か分からない生きものに触るのは絶対にやめましょう。海中には猛毒を持つ危険生物が複数生息しているからです。

危険生物に刺されたり、噛まれたりすると最悪の場合には命を落とすこともあります。沖縄県内では実際、毎年約200件の海の危険生物による被害が報告されています。

知らないものは触らない。前もって確認しておくことで、危険を回避することができます。

沖縄の海にはどんな危険生物がいるのか知りたいあなたは≫こちら
youtbueで確認する方は≫こちら

ひとりで泳がない、泳ぐときは近くにいる家族や友人に声かけを‼

海水浴をするときは2人以上で泳ぎましょう。ひとりで泳いでいるといざというときの対処が遅れてしまうからです。もし溺れて心肺停止になった場合、生きられるかどうかは時間との勝負になってきます。

八王子整形外科によると、心停止から救命措置が1分以内あれば95%が助かり、3分では75%、5分では25%、8分経過では死亡率が極めて高いとのこと。1分1秒を争う事態になります。

海水浴をするときは、みんなの状況を定期的に確認し、ひとりでは泳がないように情報を共有しておきましょう。

おぼれ経験者1,000人を調査したサイト‼ここで分かるおぼれるキッカケ

下記のサイト、海のそなえプロジェクトでは、おぼれ経験者1,000人を調査し100通りのおぼれるキッカケを短いスライドで紹介しています。スライド内ではどのようなパターンで実際におぼれたのか? 泳ぐさいの注意点や対策、溺れる理由などが書かれています。予想もしなかったおぼれ方が見つかり、泳ぐときの注意点の参考になります。ぜひとも一度ご覧ください。

「これで、おぼれた。『おぼれ100』」

まとめ

沖縄の海には目を見張るような綺麗な生き物がいたり、楽しいアクティビティーがたくさんあったりします。しかし、危険と隣り合わせだということを忘れてはいけません。ケガをしてしまったら、せっかくの楽しい旅行やお出かけが台無しです。

2021年に沖縄県内で発生した水難事故は94件、死者・行方不明者は45人です。

素敵な思い出を作るためにも、正しい知識を身につけて安全に楽しく遊びましょう。



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