沖縄で素敵な観光地を探している人
沖縄の海で遊ぶときに注意することあるの?対処方法があれば教えて!!
アシスタント
沖縄旅行を安全に楽しむためにも、海にある危険性について知ってほしいのだ!
沖縄の海を安全に楽しむための方法 | 危険生物・離岸流・風の影響を知ろう
沖縄の海を安全に楽しむためには、どのような危険があるのか知っておきましょう。注意すべきことは大きく分けて2つあります。
- 陸上での危険
- 泳いでいる時の危険
陸上での危険
陸上での危険は、脱水症状や熱中症で倒れてしまうことや危険生物によるケガなどが考えられます。
熱中症による危険
沖縄は日差しが強く熱中症による危険性があるからです。小さな子供は特に注意が必要です。大人よりも身長が低いため、地面からの照り返しでより暑さを感じてしまいます。
2019年6月~9月の沖縄県内の熱中症被害は、約700人で1人が死亡したという報告があります。
旅行中でテンションが上がり、ついつい時間を忘れて遊んでしまうかもしれませんが、しっかりと対策をすることで防ぐことができます。
危険生物によるケガ
- 毒蛇(ハブ・タイワンハブ・ヒメハブ・サキシマハブ)
- ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)
- アフリカマイマイ
- ムカデ
- アブ
- ブヨ(ブユ)
見つけても、近づいてみたり、ちょっかいを出すのは絶対にやめましょう。命の危険にさらされることもあります。
2019年の県内のハブ被害は55件。目撃件数は2万件。
2000~2009年の全国のスズメバチによる被害(死亡件数)は約200人。
アフリカマイマイからの感染症による被害は、全国で約70例。うち7割超の50例以上が県内で発生。死亡事例は1件。
人間から近づいて被害にあうケースが多く報告されています。おおげさに警戒する必要はありませんが、身近な場所に危険生物がいるということは知っておきましょう。
危険生物について、詳しくは≫こちら
youtubeで確認する方は≫こちら
泳いでいる時の危険
- 足がつって溺れてしまう
- 遠くへ流されてしまう
- 潮位(ちょうい)が変わって道が帰り道がなくなる
- 危険生物による被害
足がつって溺れてしまう
海に到着して、すぐに泳ぎ始めるのはやめましょう。
準備をせずに泳ぎはじめると足がつってしまう危険が高まります。足がつるとパニックになり溺れてしまう可能性がります。
足がつる原因は疲労、体温の低下、水分・塩分不足などがあります。
泳ぐ前にはストレッチを行い、水分・塩分補給をしっかりと行いましょう。
遠くへ流されてしまう
■ 離岸流(りがんりゅう・リップカレント)で流される
- 海岸が外洋に面しているところ
- 遠浅で、海岸線が長いところ
- 近くに人工構造物があるところ
上のような条件に当てはまる場所には注意が必要です。離岸流が発生している可能性があるからです。
離岸流とは、海岸から沖に向かう強い流れのこと。この流れに乗ってしまうと、ひどい時には1分間で120m流されるということも。気がつくと沖まで流されていたという危険性もあります。
琉球新報の記事に寄ると、沖縄県内の離岸流が原因とみられる事故は、2016~20年度で46人確認されています。離岸流の詳細はこちら
■ 風で流される
潮の流れが穏やかな場所でも、一人では泳がず周りに気を配るようにしましょう
海岸では、陸から海へ向かって吹く風(オフショア)というものがあります。水に浮いている浮き輪やビニールボートなどは考えているよりも風の影響を受けやすいものです。
経験がある人は分かると思いますが、浮き輪にのって空を眺めていたら、陸から結構離れていた。慌てて追いかけても全然捕まえられない。私はこんなことが何度もあります。
見落としがちですが、風の強さも意識して安全を確認しましょう。
潮位(ちょうい)が変わって道が帰り道がなくなる
自分が遊んでいる場所は安全なのか?これ以上、水位は上がらないのか?など周りをよく観察しておきましょう。
潮位(ちょうい)の確認はこちら
危険生物による被害
猛毒を持つ危険生物がいるからです。危険生物に刺されたり、噛まれたりすると、最悪の場合には命を落とすこともあります。
沖縄県内では、海の危険生物による被害が毎年約200件報告されています。
知らないものは触らない。前もって確認しておくことで、危険を回避することができます。
沖縄にいる危険生物は≫こちら
youtbueで確認する方は≫こちら
まとめ
ケガをしてしまったら、せっかくの楽しい旅行やお出かけが台無しです。
2021年に沖縄県内で発生した水難事故は94件、死者・行方不明者は45人です。
素敵な思い出を作るためにも、正しい知識を身につけて、安全に楽しく遊びましょう!!
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