
夏になったし週末子供と川遊びに行く予定だけど、注意することがあったら教えて欲しいな

こんな疑問にお答えするのだ‼ 毎年川遊びに行くライチが注意点を細かく教えるのだ。
この記事では、川遊びでやってはいけないタブーや注意すべきことを詳しくご紹介します。
最後まで読むと、安全に川遊びができる知識が身に付きます。川へ遊びに行くならもくじだけでも必ずお読みください。あなたの学んだ知識が大切な家族や友人を危険から守ることができます。
【絶対見て‼】沖縄で川遊びをするときの注意点まとめ| あなたが知らないこんな危険が川遊びに隠れている
川の水をそのまま飲むと感染症を引き起こす
きれいに見える川の水でも絶対にそのまま飲んではいけません。野生動物の汚物が含まれている可能性があるからです。
汚物にはさまざまな細菌がいます。細菌を身体に取り込んでしまうと感染症を引き起こします。発熱や腹痛の原因になるので絶対にやめましょう。川遊びをした後に発熱、筋肉痛などのインフルエンザ様の症状が現れたら「レプトスピラ症」を疑ってください。
レプトスピラ症とは細菌性の人獣共通感染症です。感染すると3~14日ほどで発症します。重症化すると肝臓や腎臓の機能障害を起こし、死に至ることもあるため、注意が必要です。
沖縄県公式HPからも注意喚起の案内が発表されています。≫レプトスピラ症にご注意ください!
足元に注意|気を付けて歩いていても一度は転ぶ
川辺の石や水中は滑りやすくなっている場所があります。原因は水中の藻や流木、形のいびつな石などのせいです。
川歩きに慣れていないと一度は転ぶと考えておいて下さい。
私も気を付けて歩いているのに滑って転んだ経験が何度もあります。気をつけて歩いていても転ぶわけですから、夢中になってはしゃいでいる子供達は転びますよね。
水中には何があるか分かりません。「 尖った石・尖った流木・捨てられたガラス 」などから怪我を防ぐためにも、滑り止めのついたシューズがおすすめです。
危険生物によるケガは命に関わることも
危険生物にも注意が必要です。「スズメバチ・マダニ・ハブ・アフリカマイマイ・ムカデ」など自然の多い場所には、これらの生き物も住んでいます。
危険生物についての詳細は≫こちら
岩場には近寄らない
川遊びをするさい、岩場がある場所での遊泳はやめましょう。自然の風化で地盤がゆるみ大きな岩が落ちてくる危険性があります。予想できずに頭などに当たってしまうと無傷ではすみません。
ひとりで泳がない
泳ぐときはひとりで泳がない。又は他の人に声をかけてから泳ぐようにしましょう。ひとりで泳いでいると何かあったときの対処が遅れてします。近くに友人や家族がいたとしても、ずっと見守ってくれているわけではありません。可能であれば2人以上で泳ぎ、定期的にお互いの安全や状況を確認できるようにしてましょう。
雨降り時の増水
川遊びの最中に途中で雨が降ってきたら泳ぐのをやめて避難しましょう。水かさが上昇したり、流れが強くなったり、近くの土砂が崩れて流れてくる可能性もあります。
前日に大雨が降っていた日もよくありません。流れが速い・深さが変わっている・大きめの岩が流れてくるなど川の状態が普段と違い予想できない事態が起こることがあります。
■川で溺れてしまう理由
子供が川で溺れてしまった。そんな悲しいニュースをテレビで見かけることがあります。近くに大人がいたのに。浅い川だったのになぜ?溺れる原因を知って危険に備えましょう。
- パニックになる
- 静かに溺れてしまう
パニックになる
記事上でも説明したとおり川はとても滑ります。滑って転んだときに川の水を飲んでパニックになってしまうことがあるのです。すぐに立ち上がれればよいですが、石や木の枝などに引っかかってしまったら?水深が浅くても溺れてしまう原因のひとつです。
静かに溺れてしまう
乳幼児の不慮の事故で2番目に多い「溺水」。溺れる時、バシャバシャもがくのは映画の世界だけです。溺れた状況を理解できず、もしくは呼吸に精一杯で声を出す余裕もなく、静かに沈みます(本能的溺水反応といいます)。隣の部屋にいれば音で分かると思ったら大間違い。入浴中は気を付けましょう。
— 教えてドクター佐久@無料アプリ配信中♪ (@oshietedoctor) September 27, 2017
「 溺れる時、バシャ、バシャもがくのは映画の世界だけ 」医師によるこんなツイートが話題になっています。
呼吸をすることに精一杯で、助けを求める余裕がない。そんな状態なおちいってしまうようです。音が聞こえないので大人も気がつかないとのこと。本当に怖い話です。
荷物の置き場は雨が降っても濡れない場所に
荷物は近くの濡れなさそうな場所に置きましょう。沖縄の夏場の天気は変わりやすく、突然降る強めの雨、スコールが降ることがあります。
大事なものや機械類は、ビニールに入れるなどの対策すると安心して川遊びに集中できます。
電波が通じない場所がある
筆者は、SoftBankとdocomoの携帯を持って北部の川に行ったことがありますが、奥に進むと電波が無くなります。
誰かと待ち合わせをしているとき、緊急時などに備えて、集合場所を決めておくなどの対策を取りましょう。
お酒を飲んでの遊泳は死亡率2倍
お酒を飲みながらの遊泳はやめましょう。お酒を飲んでの遊泳は、通常時よりも2倍の死亡率との情報があります(海上保安庁)。理由は判断能力の低下・運動能力の低下・視野が狭くなるなど。川沿いでキャンプやピクニックをする機会もあると思いますが、お酒を飲んだら泳がないように気をつけましょう。
まとめ
沖縄の川遊びで注意すべきことを振り返ってみましょう。川遊び時に注意できていなかった事があったのではないでしょうか。
- 川の水は飲まない
- 足元に注意
- 危険生物によるケガ
- 岩場には近寄らない
- ひとりで泳がない
- 雨降り時の増水
- 荷物の置き場
- 電波が通じない場所がある
- お酒を飲んだ後に泳がない
夏の川遊びは楽しい事ばかりを考えてしまい、安全について忘れがちです。しかし、一番大切なのは危険を避けて楽しむことだと思います。楽しい思い出は何事も無く家に帰ってはじめて作れるものです。どうか安全に気を付けて沖縄の川をお楽しみください。
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