那覇市でちょっと変わった観光スポットを探しているんだけど、いい場所ある?
こんな疑問にお答えするのだ!今回ご紹介するのは 「 首里金城町石畳道(しゅりきんじょうちょういしだたみみち) 」
【沖縄在住歴30年ウチナーンチュ】の私がどこよりも詳しく解説します!
✓ 首里金城町石畳道の特徴はこちら
・琉球王朝から続く歴史ある石畳道
・日本の道100選にえらばれた景色
この記事では「 首里金城町石畳道の見どころ、お出かけ前に知っておきたいこと、付近のスポット 」をご紹介。
この記事を読むと、首里金城町石畳道をもれなく楽しめます。
本記事のテーマはこちら
ギャラリー&施設情報
施設情報
- 営業時間 なし
- 駐車場 あり(2箇所)無料(8:00〜18:00)
- トイレ あり
- 東屋(あずまや) あり
- 自動販売機 あり
首里金城町石畳道ってどんな場所?
こちらは沖縄本島の南部、那覇市にある石畳道。世界遺産「 首里城 」から徒歩5分の距離にあります。
琉球王朝からつづく歴史ある石畳道、樹齢200年を越える御神木「 大アカギ 」、昔ながらの沖縄らしい雰囲気が味わえるスポットです。
☑️ こんな人にオススメの場所
- 迫力のある御神木を見てみたい
- 沖縄の歴史ある風景を楽しみたい
- 空港近くでギリギリまで楽しみたい
金城大樋川(カナグスクウフヒージャー)
昔から近代まで生活用水として使われていた井戸が所々にあります。
石畳道を歩いていると、小さな頃おばあちゃん家に遊びに行ったときのような、なにか懐かしい感じがしました^_^
☑️ お出かけ時の服装は?
夏場・・・薄い長袖、半ズボン、靴、ハンカチかタオル
冬場・・・薄い長袖、上から羽織れるもの、半ズボン、靴
こちらは急な上り坂が多く、足元も少しゴツゴツしているので、歩きやすいシューズがオススメ。
夏場は絶対に汗をかきます。汗をかいても大丈夫な服、汗染みがわからない色の服をつけるか、着替えのTシャツを1枚準備しても良いかも。
冬場は歩いていると暑いですが、立ち止まると風は冷たいです。簡単に羽織れるパーカーやカーディガンを持っていくと便利。
首里金城町石畳道の見どころは?
- 琉球王朝から続く歴史ある石畳道
- 樹齢200年を超える御神木(大アカギ)
- 首里金城町村屋(休憩所)
✔︎ 琉球王朝から続く歴史ある石畳道
足元には琉球石灰岩が敷き詰められた石畳道。日本の道100選にもえらばれた場所!琉球王朝時代(1477~1526)に造られたとされています。
石畳道は急な上り坂になっていて、冬場でも汗をかく程です。
歩きたくない、汗をかきたくないという人には、少し厳しいかもしれません。私も含め訪れている方々は結構「 ぜぇぜぇ 」していました。
✔︎ 樹齢200年を超える御神木(大アカギ)
沖縄戦(第二次世界大戦)を生き抜いた大アカギが6本生えている場所があります。雰囲気が神秘的すぎて、思わず「ペコッ」とお辞儀してしまいました。
中には樹齢300年を超える大木も!1972年の沖縄復帰と同時に「 国指定天然記念物 」に指定されています。
◼️アカギ(赤木)ってどんな木?
沖縄やアジアの熱帯地域、オーストラリアなどに生息している木。2〜3月にたくさんの小さな花を咲かせます。
根や樹皮が薬用などに。家や家具などの材料に使われたり、風除けや街路樹としても植えられています。
ちなみに、この大アカギには言い伝えがあります。
「 旧暦の6月15日には神様が降りてきて、その日にひとつだけ願いを打ち明けると、 願いを叶えてくれる 」というものです。
少しロマンチックですね♪
◼️旧暦(きゅうれき)って何?
旧暦とは、昔の日本が使っていた暦(こよみ)のこと。太陽太陰暦(たいようたいいんれき)といって、太陽と月の動きで、1年、1ヶ月の日にちを数えていました。
ウロ(木の幹にポッカリ空いた穴)にはお金が投げられていました。だれかの願いことを聞いたのでしょうか。
大アカギ付近は地元民にとって神聖な場所です。節度をもって楽しみましょう。
✔︎ 首里金城町村屋(休憩所)
入口から石畳道を登っていくと、ガジュマルがある休憩所(無料)がみえてきます。トイレや喫煙所があり、ひと休みできるポイント。
私が訪れたときは、地元民らしき人達が三味線で沖縄民謡を奏でていました。
私も少しだけ三味線をたしなみますが、あの音を聞くと心がやんわりとします。
東家の向かいにあるお食事所。付近には住民の人達が今も普通に暮らしています。時代が変わってもそこに残るもの。
石畳道は長い間、そこに住む人々の営みを見守っているのかもしれませんね♪
おすすめの写真スポットはある?
私がおすすめする写真スポットはこちら
- 通路1番奥にある大アカギ
- 石畳道頂上付近からの景色
✔︎ 通路1番奥にある大アカギ
通路の1番奥にある「大アカギ」がおすすめ。同行者がいれば少し離れた場所から大アカギと一緒に撮影してもらいましょう。
写真内に人物を入れると「大アカギ」の大きさや迫力がより伝わります。
✔︎ 石畳道頂上付近からの景色
どこまでも続くような石畳道が撮れます。歩いている人も多いので、タイミングを見てササっと撮りましょう!!
おすすめの順路
私がおすすめする順路はこちら
石畳道の入口→ 首里金城町村屋(休憩所) → 大アカギ → 石畳道頂上付近からの眺め
首里金城町石畳道に行く前に知っておきたいこと
- 急な上り坂がある。汗をかくので水分補給を忘れずに。
- 大アカギスポットは地元民にとって神聖な場所。ゴミは捨てない。騒がないようにしましょう。
- 雨の日は足元がすべります。
利用者の声
沖縄の文化に那覇で触れられる【首里金城町石畳道】
首里城からすぐ近くのこの坂道、約300mの石畳は圧巻です☺️
沖縄感あるオススメスポットですが、この辺りは民家が立ち並んでいますのでくれぐれも騒いだりポイ捨て等のないようよろしくお願いします🙇♂️ pic.twitter.com/7pACPO5Nvg
— OKIRIPおきりっぷ@沖縄の観光YouTubeチャンネル (@OKIRIP_) September 12, 2021
動画で楽しみたい方はこちら
付近のスポット
- 200円で中国旅行気分がたのしめる「 福州園 」
- 天空の城ラピュタのような世界観が楽しめる「 金城ダム 」
- 沖縄の世界遺産「 首里城 」
- 定番人気スポット 「 国際通り(こくさいどおり) 」
- 地元で水揚げされた新鮮な魚が食べられる「 泊(とまり)いゆまち 」
アクセス
那覇空港から車で約25分
最寄りのバス停 「 石畳み前 」から徒歩1分 バス15番
ゆいレール 儀保駅から徒歩25分
地図の左上、青文字「 地図拡大を表示 」をクリックするとGoogle mapで開けます!
まとめ
歴史ある石畳道 「 首里金城町石畳道 」をご紹介しました。
見どころは「 琉球王朝から続く歴史ある風景 」と迫力ある御神木の「 大アカギ 」でしたね。
急な坂道が多いので、汗をかいても良い格好をして歩きやすいシューズを履いて行きましょう!
今回は以上となります。最後までお付き合い頂きありがとうございました。素敵な沖縄Lifeを♪
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